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標準偏差の話をしよう①科目の重要性

今回は少し難しいトピックです。

文系の人はアレルギー出るかもだけど、絶対読んでいってくださいね。

予備校の講義受けるレベルで集中してください。科目は受験戦略論です。

目次

1.標準偏差の算出方法

2.標準偏差の意味

3.×科目の配点≒科目の重要度

科目の配点×標準偏差≒科目の重要度

4.国語配点100点:英語配点100点:数学配点100点だと

   数学が一番合否に直結する?

早川慶士郎
早川慶士郎
さっそく話を始めていきます。まずは下の式をご覧ください。標準偏差の算出方法です

1.標準偏差の算出方法

早川慶士郎
早川慶士郎
分からない人は、分からないままでも大丈夫です。下の例を見てください

↑()内の順番を受験期の癖で逆に書いてしまいました……。2乗しているので、結果には影響しません。

早川慶士郎
早川慶士郎
上の2つのパターンは、どちらも平均が50点です。しかし標準偏差は大きく異なります。というのも『偏差』とはデータ間の差に注目した指標だからです。



2.標準偏差の意味

早川慶士郎
早川慶士郎
標準偏差が大きければ、全体的に差が大きい。つまり試験の点数に差が付いているということになります

差が付きやすい勉強すればするほど得点が伸びる

そりゃそうですよね。差が付きにくい科目を勉強するより、差が付きやすい科目を勉強した方が、合格に繋がりやすいです。

3.×科目の配点≒科目の重要度

   科目の配点×標準偏差≒科目の重要度

そこで↑の理論が出てくるわけです。具体例で考えましょう。

早川慶士郎
早川慶士郎
配点が国語200点、数学200点の入試を考えてみましょう。

ご存知の通り、数学は分からないと解けない科目です。しかし、天才的に全て解いてしまう人がいるのも事実……。つまり、数学のテストは0点から200点まで、どんな点数になってもおかしくないテストです。言い換えれば、非常に差が付きやすい。

一方、国語は日本人であれば10点くらいは取れる科目です。しかし、満点を取るのは非常に難しい。最高点は多くの場合180点ほどです。つまり、平均点近くに多くの人が団子になるテスト。言い換えれば差が付きにくいテストです。

無勉でも少しは点が取れて、勉強しても中々得点が上がらない国語。

無勉だと全然できなくて、得意になれば満点まで狙えてしまう数学。

どちらが合格への鍵となるでしょうか?

答えは必然的に数学となります。

受験における科目の重要性は、配点差の付きやすさ(標準偏差)の2点で判断すべきなのです。

4.国語配点100点:英語配点100点:数学配点100点だと、数学が一番合否に直結する

そこで上記の一般論が生まれるわけですね。

模試を受けた経験の有る人には探してもらいたいのですが、

模試の成績表には、標準偏差が記載されています。

そして、その標準偏差は90%以上の確率で国語<英語<数学となっています。

一般的に、国語よりも英語英語よりも数学で差が付くことが多く、

これは本番の入試でも変わりません(配点によって偏差が変わるので、配点が違う場合は割合を掛けた上で比べてください)。

つまり、同じ配点であれば、国語より英語英語より数学を勉強した方が合格に繋がりやすいわけです!

※ただし私立大学の場合は、得点調整という厄介なブラックボックスが有るため、一概には言えない。

それでは、今回はここで終わり!

数学を2次で使う国立文系志望に関しては、数学の勉強をするのが一番コスパ良いです。数学の配点が多少低くても、偏差の違いで数学の重要度が勝ります