大学受験 参考書

英文読解の透視図

大学受験 参考書記事。

今回は研究社様から、英文読解の透視図を紹介させていただきます!

パロディーAVが出そうなタイトルですが、非常に素晴らしい参考書なので、ぜひぜひ見ていってください!

1. 英文読解の透視図とは

2. 使いこなすために必要な学力

3.センターぼけに効果アリ!

4.京大、阪大の受験生はやっとくべき

5.おわりに

まずは評価をどうぞ(評価基準はこちら)!

レベル ☆4.5
必要性 ☆2.0
所要時間 ☆2.5
支持率 ☆4.5
おすすめ度 ☆4

1.英文読解の透視図とは

『英文読解の透視図』

受験生であれば、一度は聞いたことの有る参考書ではないでしょうか?

出版は研究社様で、著者は篠田重晃さん。

篠田さんは予備校講師であると同時に、英文法参考書の名著『Next Stage』を記した人でもあります。

受験英文法の大家と言っても過言でない人ですね!

それでは、内容について語ってまいりましょう!

最初に言っておきますが、全統模試で英語の偏差値が65を下回る人には、必要ない参考書です。

英文読解の透視図は、難関大受験生のために作成されています。ジャンルは、英文解釈(英文にSVを振って、論理的に日本語訳する技術)です。

英文解釈では英文の構造を把握することを目的にしていますが、この構文把握というのが英文和訳で必須なんですよね。

駿台全国模試なんかだと、構文を捉えていない和訳に0点を付けるという噂が有りますが、それくらい重要ということです。

逆に言えば、英語の試験がマーク式の私大を受ける人にとっては、そこまで重要じゃありません

重厚な入試を施す難関国立受験生にこそ、学習してほしい分野です。

本書はそんな英文解釈系の参考書の中でも、頂に近い位置に属しています。

ポレポレや英文解釈の技術よりも、上に位置付けられることが多いかなぁ。

僕はポレポレや英文解釈の技術を6月頃に、透視図を2次試験直前にやったので、そこまで難易度に差を感じませんでしたが、まぁ透視図の方が難しいんでしょうね。名前もエロいし。

さて、透視図を紹介する際に忘れちゃいけないのがデザインです。

の外観と、砕けていない知的なレイアウト。手に取り、眺めているだけで偏差値が上がってきそうですよね。

僕が英語参考書にグッドデザイン賞を与えるとしたら、本書もしくは東進ブックス様の↓を推したいです。それくらいデザインは素晴らしい

※参考までに。この本はク○なので、おススメできません。安河内先生の黒歴史と呼んでいます(慶士郎はシリーズ3冊全部やって、リスニング用として使い潰しましたが)

中身の解説に移ります。

本書は英文解釈を一から十まで説明しているわけではありません。あくまで、難関大受験生に最後の一伸びを与える参考書です。

扱われる項目は、省略・倒置・挿入・強調・仮定・比較と、受験生が苦戦するものばかり。

そのため、本書の前にグレードの低い解釈系参考書を使用することをおススメします。

(透視図から入っても大丈夫、という意見も有りそうですが、そう言う連中は中学受験で脳をトランスフォームしていますので、あまり気にしない方がよろしいかと)

開いて中を見てみましょう!

各セクションには、テーマが設定されており、そのテーマで得た知識を使って『チャレンジ問題』を解くという形式が採用されています。

基本は著者の言うことに従っていれば大丈夫ですが、分からない単語が有れば考えずに調べてしまいましょう

試験本番では分からない単語への類推(analogy)を求められますが、その力を透視図で鍛える必要は無いと思います。

この手の難書をやる際に重要なのはスピードです。時間を掛ければ掛けるほど、僕らのやる気が無くなってきますからね。

2. 使いこなすために必要な学力

はい、早川慶士郎の完全な主観で語ります。

センター8割以上は絶対条件ですね。しかしながら、具体的に偏差値○○以上、と言うのは難しいんだよなぁ……。

慶士郎
慶士郎
そこら辺に転がってる適当な記事には、全統偏差値65以上の人向け! とか書いてあるけど、高3春の偏差値65と、高3夏の偏差値65だと、絶対的な実力が違ってくるからなぁ……

これなんですよね。模試の偏差値基準だと、時期によって『偏差値50のレベル』そのものが変わってくるから難しい。

なので、使用開始の目安をいくつか示したいと思います。

・第一回駿台全国模試の英語で偏差値60以上

・第一回全統記述模試の英語で偏差値70以上

・東大実践やオープン模試で、英語の偏差値50以上

・京大・一橋・阪大実戦やオープン模試で英語の偏差値55以上

↑くらいの成績が取れる人には、自信を持って透視図をおススメできます!

※これは大雑把かつ個人の考えなので、できると思った人はどんどんチャレンジしてくださいね。

3.センターぼけに効果アリ

『センターぼけ』という言葉を知っていますか?

これは全ての難関大受験生に発生する問題です。

秋頃から2次試験対策を始めた受験生は、センター直前までひたすら2次力を高めます。

しかし、その2次力が低下する時期が有るんです!

それがズバリ、センター試験前後なんですよね。特に数学の論述力と英語の解釈能力は著しく低下します。

慶士郎
慶士郎
そりゃそうだ。数学の論述も英文解釈も、センター試験では使わないからな

これが物凄い落とし穴なんですよね。仮に1週間だけしかセンター対策をしなかったとしても、難しい2次の問題から1週間離れることになるわけですから。

特に英文解釈なんて、センター英語で行うことは皆無です。必然的に解釈能力は低下しますし、

『構文を把握する習慣が無くなります』

センター試験の英語長文を読むように、2次の英文も流し読みしちゃう癖が付くんですよね。

なので、多くの人はセンター試験後に、2次の過去問で点数を落とします。

受験生時代、僕はそのことを予測して、過去問演習を再開する前に透視図をやりました。

センターぼけの状態で過去問を解くと、自信を無くしますし、過去問がもったいないと考えたのです。

結論として、透視図はセンター後の参考書としてベストだったと思います。

速読一辺倒になった英語脳が、透視図のお陰で精読力を取り戻してくれました!

透視図の使い方は様々ですが、自分の経験を基に、僕はセンター直後の教材として強く推奨します。

(もちろん、夏や秋に一周して、センター後にもう一度やるのもアリです)

4.京大、阪大の受験生はやっとくべき

透視図は全ての難関大受験生におススメできる参考書です。

とりわけ、京大・阪大受験生には、必要であると言っておきたい。

というのも、京大・阪大の下線部和訳問題対策として、この透視図は非常に有用だからです。

京・阪の受験生には、すぐに買うことをおすすめします。

5.おわりに

英文解釈の透視図は難書です。しかし、これをやった知り合いはみな、本書を好きになっています。

つまり、やって後悔する人が少ないです。これは本書の完成度・有用性の表れであり、僕が自信を持って皆さんにおススメする理由でもあります。

難関大受験生の方々は、ぜひとも本書を使って合格を掴み取ってくださいね!

それでは、今回はここまで! またお会いしましょう。

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